マネーラインと 1X2:最もシンプルなベット、最もシンプルでない価格
勝つチームを当てるだけ——だがオッズには市場全体の判断が隠れている
ルール
マネーライン:どのチームが試合に勝つかを買う、ハンデなしのベット。野球・バスケットボール・テニスは二択一;サッカーは引き分けがあるため、ホーム勝・引き分け・アウェイ勝の三択一で、通称 1X2(1=ホーム勝、2=アウェイ勝、X=引き分け。90 分基準で PK は含まない)です。
オッズとは市場がつけた価格
デシマルオッズの逆数=市場のインプライド勝率です。ホーム勝 1.60 なら、市場はホームチームの勝率を約 62.5%(1÷1.60)と見ているということ。三つの選択肢のインプライド確率を合計すると 100% を超えます——この超過分がブックメーカーのジュース(控除率)で、通常 4~7% です。
ホーム勝 2.10(47.6%)+引き分け 3.40(29.4%)+アウェイ勝 3.60(27.8%)=104.8%、ジュースは約 4.8%。
ジュースを除いた「真の市場確率」はおよそ:ホーム 45.4%/引き分け 28.1%/アウェイ 26.5%。
ジュースを除いた「真の市場確率」はおよそ:ホーム 45.4%/引き分け 28.1%/アウェイ 26.5%。
低オッズ ≠ 良いベット
1.20 の大偉大はインプライド勝率 83%——負ける残り 17% の一回で、五連勝分の利益を一気に飲み込みます。判断基準は常に「自分が見積もる勝率」が「オッズのインプライド勝率」を上回るかどうかであって、オッズの高低そのものではありません。これが +EV の考え方で(期待値の解説参照)、期待値計算機でそのまま検算できます。
よくある質問
1X2 で引き分けは負け扱い?
ホーム勝またはアウェイ勝を買って 90 分で引き分けになれば負けです(「引き分け」を選んでいた場合を除く)。ノックアウトの PK 戦は 1X2 の結果には含まれません。
オッズ 1.80 は勝率どのくらい?
インプライド勝率=1÷1.80≈55.6%(ジュース込みで、実際の市場推定はやや低め)。自分で見積もる勝率がこの数字を上回って初めて買う価値があります。